シャドウブレイカーZ-3
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※「ミニ四駆超速コンデレ大図鑑」に掲載されました。
先日の走行会で、真剣にマシンの改良をしたいと私に申し出てくれた一人の少年が
マックスブレイカーブラックスペシャル(スーパーXXシャーシ)を使っていたので、
彼の指導及び自らのスキルアップを目的として、スーパーXシャーシのマシンを製作しました。
チョイスしたのは「爆走兄弟レッツ&ゴー!!MAX」に登場した
主人公一文字豪樹の弟・烈矢の愛車であるシャドウブレイカーZ-3(ズィー・スリー)。
一文字兄弟の父親が開発したブレイカーシリーズ(Zナンバーズ)の中で唯一バトル能力を有し、
フロントに組み込まれたプラズマ発生装置を用いて他車を攻撃する凶悪なマシンです。
バトルレーサー養成機関・ボルゾイスクールに身を置き、バトルレースに傾倒していた烈矢は
このマシンで100台のミニ四駆を破壊する「100台抜き」の偉業を達成しましたが、
バトルに猜疑的な兄・豪樹が真っ当なレースでボルゾイオープンを勝ち抜いた事から、
自らもバトルレースとボルゾイスクールから決別します。
その後もプラズマ発生装置は身を守る手段として用いられていましたが、
ボルゾイスクールの刺客である草薙兄弟の合体マシン、
ファントムバイス(ファントムブレード+バイスイントルーダー)の不意打ちを受けて損傷し、
最後の力を振り絞ってその半身であるファントムブレードを道連れに、
燃え滾る溶岩の中へと消えていきました…。
切り裂かれた前半身は手元に残り、フロントシャフトは烈矢の新たなるマシン、
ナックルブレイカーZ-1へと移植されています。
キットはスーパーXシャーシですが、こちらは別売りのポリカABS製強化スーパーXに換装。
スーパーXXシャーシは使用していません。
ハトメはARシャーシ用のPOMプラベアリングに交換しています。
(少年のマシンに近いものにするため、金属製品の投入を控えています)
タイヤはエアロミニ四駆純正の小径バレルから、フレイムアスチュート(限定版)の
レッドメッキローハイトホイールに換装し、カラーを合わせつつスーパーXの弱点である
コーナリング性能の向上を図っています。
(赤のローハイトホイールが出てくれれば、レッツ&ゴー系のマシンに使いやすいのに…)
ボディもそれに合わせてリアフェンダーのアーチを若干削って微調整。
同時にブレイジングマックスでもシール表現で省略されていたダクト/エアインテークを開口。
今回はボディ中央の1ケ所のみですが、くりぬいた後で裏からコトブキヤのMSG
(モデリングサポートグッズ)のダクトパーツを接着しています。
…こういう所がおざなりなのが、Zナンバーズ制作を躊躇う理由なんですよねぇ…
今回は模型指定のカラーではなく、アニメ版準拠で塗装を行っていますが、
作画の都合で随分と簡略化されているためか、模型版にあるゴールドなどの差し色がないため
若干地味に見えてしまいます(塗装が簡単な分再現度は高いのですが…)
ひょっとして烈矢がナックルブレイカーZ-1をあんなド派手なカラーにしたのはその反動???
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